化学物質過敏症

症状・部位:

化学物質過敏症とは

drug_yakubutsu_mayaku_ranyou化学物質過敏症とは、健康な人では反応しない身の回りの化学物質、もしくはわずかな濃度の化学物質に反応し、様々な体の不調を引き起こす疾病として知られています。

発症者は女性に多く、潜在患者も含めると日本では100万人以上いるとされています。

一般の医療機関の検査では「異常なし」、もしくは精神疾患と診断され、家族や周囲の理解が得られず孤独に苦しめられている発症者が多いのが問題とされています。

症状

virus_zutsuu化学物質過敏症の症状は、自律神経系をはじめとして全身に及ぶ多彩な不調を示すことが特徴です。

主な症状は、宮田幹夫・北里研究所病院臨床環境医学センター客員部長著「化学物質過敏症」(保健同人社)よると、以下のように記載されています。

【目】
かすみ/視力低下/物が二つに見える/目の前に光が走るように感じる/まぶしい/ちかちかする/乾き/涙が出やすい/ごろごろする/かゆみ/疲れ/目の前が暗く感じる

【鼻】
鼻水/鼻詰まり/かゆみ/乾き/鼻の奥が重い/後鼻腔に何か流れる感じがする/鼻血

【耳】
耳鳴り/痛み/耳のかゆみ/音が聞こえにくい/音に敏感になった/耳の中がぼうっとする感じがする/耳たぶが赤くなる/中耳炎/めまい

【口やのど】
乾き/よだれが出る/口の中がただれる/食べ物の味が分かりにくい/金属のにおいがする/のどの痛み/のどが詰まる/ものが飲み込みにくい/声がかすれる/喉頭に浮腫ができる

【消化器】
下痢や便秘/むかむかして吐き気がする/おなかが張る/おなかの圧迫感/おなかの痛みや痙攣/空腹感/胸焼け/げっぷやおならがよく出る/胃酸の分泌過多/小腸炎や大腸炎

【腎臓・泌尿器】
トイレが近くなる/尿がうまく出ない/尿意を感じにくくなる/夜尿症/膀胱炎/腎臓障害/インポテンツ/性的な衝動の低下や過剰

【呼吸器・循環器】
せきやくしゃみ/呼吸がしにくい/呼吸が短くなったり呼吸回数が多くなる/胸の痛み/息遣いが荒くなる/喘息/脈が速くなる/不整脈/血圧が変動しやすい/皮下出血/寒さに対して皮膚の血管が過敏になる/血管炎/にきびのような吹き出物が出やすい/むくみ

【皮膚】
湿疹、蕁麻疹、赤い斑点が出やすい/かゆみ/引っ掻き傷ができやすい/汗の量が多い/皮膚が赤くなったり青白くなったりしやすい/光の刺激に対して過敏になる

【筋肉・関節】
筋肉痛/肩や首がこる/関節痛/関節が腫れる

【産婦人科関連】
のぼせたり、顔がほてったりする/汗が異常に多くなる/手足の冷え/おりものが増える/陰部のかゆみや痛み/生理不順/不妊症/生理が始まる前にいらいらしたり、頭痛、むくみなどがある/感染症にかかりやすくなる

【精神・神経】
頭が痛くなったり、重くなったりする/手足のふるえや痙攣/うつ状態や躁状態/不眠/気分が動揺したり不安になったり精神的に不安定になる/記憶力や思考力の低下/食欲低下/いらだちやすく怒りっぽくなる

【その他】
貧血を起こしやすくなる/甲状腺機能障害
※人によって現れる症状が異なり、広範囲の症状が現れる

はじめは1種類の化学物質にだけ反応していたのが、悪化すると多種類の化学物質に反応するようになります。

通常の生活が送れる人から外出困難な寝たきりの人まで症状の程度は様々です。
多くの発症者は自分の身を安心して置ける場所がないことに苦しんでいます。

原因

kitsuenjo_mark一度に大量の化学物質に接触すること、または微量な化学物質に持続的に接触することで人体の化学物質に対する許容量を超えると引き起こされるとされています。

個人差が大きく、同じ環境でも発症する人としない人がいます。

家の新築、リフォームによるシックハウス、喫煙者のタバコによる受動喫煙、医療機関やエステ、歯科治療などでの大量の薬剤投与や、近隣での農薬散布などによって発症するケースが確認されています。

美容師や医療従事者、大工などの職業上の反復暴露も後を絶ちません。

化学物質過敏症の原因となる化学物質は農薬、食品添加物、着色料、香料、殺虫剤、自動車の排気ガス、化粧品、接着剤、ワックスなど原料の多くに石油や石炭が使用されたものが挙げられます。

また、水道水に含まれるごく微量の化学物質なども原因となっています。

原因物質の中では多い順にシックハウスが59%、農薬殺虫剤が21%、有機溶剤が8%、その他が12%とされています。

化学物質過敏症と似た病気、同時に発生しやすい病気

gogatsubyou_woman化学物質過敏症に似た病気として自律神経失調症や心身症、パニック障害、統合失調症が知られています。

同時に発生しやすい病気は電磁波過敏症や食物アレルギーをはじめとするアレルギー疾患全般です。

悪化するどうなるか?

化学物質過敏症が悪化すると外出困難になり、家事や仕事など通常の社会生活を送ることができなくなります。

さらに症状が進行すると、転地が必要となるケースもあります。

病院での診断基準

kenkoushindan_monshin化学物質過敏症の場合、病院でも通常の検査で異常が確認されることはほとんどありません。

専門機関では、 眼科的に眼球の機能異常が確認されています。

厳密な診断には少なくとも五日間の絶食の後、クリーンルームで化学物質を負荷して症状の誘発を確認する必要があります。

化学物質過敏症の対策

身の回りの化学物質除去

bug_sacchuuzai化学物質過敏症は、身の回りの原因となる化学物質を徹底的に排除することで症状が軽減します。

室内の換気を積極的に行い、殺虫剤や芳香剤などで室内の空気を汚染しないように注意します。

合成洗剤はやめて無添加の石鹸を使用し、有機無農薬の食品を摂取するようにします。

リフォーム

新築、リフォームの際には有害な化学物質を含まない建材を使用している理解ある業者に依頼します。

運動

サウナ

 病院での治療法

medicine_capsule化学物質過敏症の治療は、一般的にはビタミン・ミネラルの投与、サウナや運動による発汗の促進による化学物質の解毒が主な手段となっていますが、それだけでは改善は難しく、多くの例で後述する「回転食」を用いた食事療法が効果的です。

化学物質過敏症に効果的な食事

food_tenkabutsu化学物質過敏症患者の多くは、食物にも過敏になっており、症状の原因となる食物除去によってかなりの改善が期待できます。

一般的な食物アレルギーの検査では原因食物の特定は不十分であり、原因食物を正しく知るためには五日間以上絶食する必要があります。

食物療法は、1934年にアメリカのハーバート・J・リンケルによって考案された回転変換食(回転食)が有効です。

この食事療法は、多種類の食べ物を既存のアレルギーをコントロールするため、さらに新しいアレルギー予防のために、厳格な回転の元で、順序に従って摂取します。

一般的によく知られている食物の健康法とは全く異なった、完全にオーダーメイドのその患者のためだけの治療食です。

化学物質過敏症患者のような過敏な方は、同じ食物を何回も続けて食べていると、本人でも気付かない間に食物アレルギーが起きてしまい、様々な化学物質過敏症の症状に苦しめられます。

本人は化学物質によって引き起こされていると信じている症状でも、問題となる食物を避けることにより、様々な体の不調が改善されていきます。

化学物質過敏症の症状は食物アレルギーと重なり、しかもほとんどの患者は「食物アレルギー」を合併しています。

食物を回転させて食べることによって、こういった問題を回避することができるのです。

回転食では最低でも五日間以上の水だけの絶食の後、一回の食事につき一品目ずつ試すことにより、どの食物に過敏になっているのかを知ることができます。

絶食の期間を五日以上に定めている理由は、通常人では食物が消化管から通過するのに三日かかるとされているからです。

完全に消化管から食物がなくなった状態になると原因食物による症状も完全に消失するので、正確に原因食物が特定できるようになります。

同じ食物を続けて摂取していると、日によって症状が強まったり弱まったりと慢性化してしまい、原因となる食物の特定が困難になります。

五日間以上の絶食の後、食物が完全に消化管から消えてから原因食物を摂取すると、はじめてその食物にアレルギーになったように症状が強く現れるので、どの食物が原因で症状が誘発されたのかがすぐに分かります。

患者の中には食物中の農薬や食品添加物に反応している場合もあるので、何を食べても症状が出る場合は、化学物質に汚染された食品と、そうでない食品の両方を試すことになります。

原因となる食物が特定されたら、症状が出ない(少ない)食物のみを食べることになりますが、同じ食物が常に消化管に留まることによって新たな食物アレルギーを引き起こさないために、どの食物も三日〜五日間、日を空けて食べなければなりません。

また、単独で症状の出ない食物でも他のものとの食べ合わせで症状が誘発される場合もあるので、一度に複数の食品を摂取する際は注意が必要です。

はじめに症状が誘発された食物でも、しばらく間を置くと食べられるようになることもあるので、長期間に渡って回転食を続けていると、徐々に耐性を獲得し、今まで症状を引き起こしていた食べ物も摂取することが可能になります。

ただし、この食事療法は絶食による離脱症状が激しく出現するため、個人で行うことは極めて危険です。

また、中途半端に行ったために効果が得られず、「回転食は有効でない」という間違った結論に至る患者も後を絶ちません。

日本では回転食を応用し、オーリングテストなどを用いた独自の方法で食事指導を行う医療機関も少なからず存在していますが、いずれにしても今までの食生活を大きく変える必要があり、外食ができないなどの弊害も生じることから、実際に行うには忍耐を必要とします。

仙人堂での化学物質過敏症の気功整体による治療法

hp4身の回りの化学物質除去や運動やサウナなどで改善されない方、食事療法が難しくて断念してしまった方、食事療法である程度回復したけどもっと良くなりたい方のために、当院では、化学物質過敏症の整体と気功による治療もおこなっています。

化学物質過敏症で一番大切なのは、解毒できるからだに体質を変えていく事です。

下記のステップで、整体と気功の治療を行いますが症状に応じて治療内容が変わります。

①腸内環境を整える

②腎機能を上げる

③肝機能を上げる

④心理療法・カウンセリング

⑤頭蓋骨矯正

⑥冷えの治療

⑦睡眠の質を高める

⑧免疫力を上げる

⑨自然治癒力を高める

⑩生活習慣の指導


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