強迫性障害

症状・部位:

強迫性障害とは?kyoufusyou_dansei

人口の約2.3%は強迫性障害を経験すると言われており、年間の患者数では全世界の約1.2%が強迫性障害であると言われています。

偏った男女比というのはなく、男性も女性もほぼ等しく発症することでも知られています。

強迫性障害で悩んでいる有名人や芸能人も当然いて、イケメンサッカー選手として有名なデビッド・ベッカムさんや奔放な恋愛で話題をさらった遠野なぎこさんも強迫性障害です。

精神障害の一種とされており、別名「強迫神経症」とも呼ばれています。

 症状

強迫性障害にはふたつの症状があります。

ひとつは強迫観念、もうひとつは強迫行為というものです。

強迫観念は不合理だとわかっていても頭からどうしても離れない、追い払うことができない考えのことです。

強迫行為は強迫観念から来る不安によっておこなう行為のことです。

具体的には、ポストにきちんと投函できたのか中をのぞいてしまう、鍵をきちんとかけたのか確認してしまう、菌が付いた気がして過度に手洗いをしてしまう、いつか必要になるかもと物を捨てられない、運転中何かをひいたのではないか確認してしまうといったことが挙げられます。

中には、大事なものも一緒に捨ててしまっているのではないかというところからごみを捨てられない状態になる方もいます。ゴミ屋敷に住んでいる方の中には、強迫性障害の方もいるだろうと言われています。

体にでる症状

強迫性障害においては、体に出る症状というのはほとんどありません。

あくまでも不安から行動に起こしてしまうというのが主な症状になります。

ただ、食べるものに関する不安があった場合、食事が苦手になるといった形で十分な食事ができなくなるといったケースはあります。

強迫性障害の種類

強迫性障害にはいくつかの種類があります。

具体的に挙げていくと、確認行為、不潔強迫、疫病恐怖、被害恐怖、加害恐怖、不完全恐怖、縁起恐怖、数唱強迫、順序・左右対称への強迫、保存強迫、自殺恐怖といったものになります。

原因

主な原因となるのは、人間関係です。

親の愛情が足りない、親が厳しすぎる、職場や学校での失敗、恥をかかされたといったものが挙げられます。

人間関係における大きなストレスが強迫性障害のきっかけになると考えていいでしょう。

原因となった出来事を自覚できている方もいれば、原因となった出来事について忘れてしまっているという方もいます。

これ以外にも考え方の癖や脳の機能障害といったものも原因となり得ると言われています。

 

・なりやすい性格

完璧主義、脅威の過大評価、責任の過大評価、曖昧さへの耐性のなさといったものを性格として持っていると、強迫性障害になりやすいと言われています。

真面目で心配性な方も要注意です。

自分の考え方や感情をコントロールしたいという気持ちが強い方も注意が必要です。

 

・似たような疾患

強迫性障害は、読書恐怖症、恋愛依存症といった特定のものへの強いこだわりを持った疾患に似ています。

また、統合失調症や広汎性発達障害にも似ている部分がありますので、誤診されるケースも少なくありません。

 ・悪化するとどうなるか?

強迫性障害というのは、放置していても悪化していくだけです。

悪化していくと、不安も大きくなりますし、その不安に対処するための行動もどんどん激しくなっていきます。

そのため、暴力やうつ、自傷行為に発展することも珍しくありません。

ご夫婦でどちらかが強迫性障害になってしまった場合、別居に至ることもありますし、最悪の場合、離婚ということにもなりかねません。

 ・何科に行けばいいのか?

強迫性障害の場合には、精神科、心療内科、神経科、精神神経科、メンタルヘルス科といったところで診察、診療をおこなってもらう必要があります。

 ・一般的な治療法

病院では、カウンセリングからの認知行動療法や薬による治療をおこなっていきます。

認知行動では、曝露反応妨害法という再発予防効果の高い治療法がよく使われます。

薬による治療では、抗うつ薬であるSSRIというセロトニン再取り込み阻害薬を使っています。

この薬で安定させてから、認知行動療法に入るというケースが多いようです。

民間療法では、漢方やオルゴールなどを使った療法があります。

基本的に強迫性障害というのは風邪のように薬を飲んで治るといった簡単なものではありません。

歪んだ認知によって引き起こされる症状になりますので、やはり民間療法であっても認知行動療法的な要素は入ってくるようです。

 ・当院での治療法

当院では、強迫性障害の治療もおこなっています。

基本的に不安は呼吸が浅くなることで起こるものですので、まずは呼吸を楽にできるように施術していきます。

呼吸の改善だけではなく、強迫性障害の原因となっている過去のトラウマの治療もおこなっていきます。

心理療法で、気になることをひとつずつなくしていきますので、少しずつ心が解放されて楽になっていきます。


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