日本人の80%は、腸がねじれていると言われています。
腸がねじれるとねじれた部分の通り道が細くなり、宿便が溜まり便秘になります。
宿便が他の臓器を圧迫して炎症を起こし、様々な不調の原因となるのです。
腸内がキレイだと、美容や健康にもよく病気になるリスクを軽減してくれるのですが、見えない部分でもあるため、軽視されがちです。
腸は健康の要です。
腸内環境をよくすることが健康への近道です。
女性の悩み | 生理痛がきつくなる、生理周期の乱れ、生理前に気分の落ち込み、冷え性 |
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自律神経系 | 頭痛、めまい、眠れない、やる気が出ない 忘れっぽくなる・ストレスが溜まりやすくなる、うつっぽくなる、不安・恐怖感が強くなる |
美容面 | 肌荒れ・にきび・しみ・しわ・肥満・老化 |
内科系 | 便秘、下痢、ガス溜まり・おなかの張り・胃もたれ・みぞおちの痛み・胸やけ・口臭・おならの回数が増える・便のにおいが臭くなる・吐き気、アレルギー症状の悪化 |
ねじれ腸と落下腸
ねじれ腸
ねじれ腸は、久里浜病院の先生による発見でテレビで紹介され有名になりました。
正式な病名として認められていませんが、正式名称は「腸管 形態異常」と言われています。
名前の通り、大腸がねじれた状態を表します。
腸をホースのように想像していただけると分かるように、ねじれた部分が狭くなってしまいます。
このねじれた所が排便時に便が通過する際に痛みを感じます。
落下腸(腸下垂)
落下腸は、骨盤内に腸が下垂した状態を表します。
腸が下垂してしまうと下っ腹がポッコリ出たり、骨盤内の子宮や卵巣が腸に圧迫され生理痛が辛くなったり、婦人科疾患の原因となります。
腸の周辺臓器の歪みの種類
腎下垂
腎下垂は、腎臓が下がった状態を表します。
別名、「遊走腎」と言われ、名前からも想像が付くように、呼吸に合わせて上下に動いたり、立ち上がった反動で動いたりします。
右側の腎臓が下がるパターンが多く、腎臓に膀胱や尿管が圧迫され折れ曲がり頻尿になったり、血管が引っ張られ動脈や静脈などがねじれ、血尿やたんぱく尿が出やすくなります。
むくみやすい方にも腎下垂が多く見られます。
胃下垂
胃下垂は、胃の下部が下がった状態を表します。
ひどい方ですと、骨盤の中まで胃が下がってしまう方もいます。
食後に下腹部がポッコリしたり、胃が広がりずらくなる為、胃がもたれやすくなります。
消化しきれない状態で食べ物が腸に送られるため、栄養不足になりがちです。
牛角胃
牛角胃は、消化された食べ物はがスムーズに十二指腸に流れる理想的な状態です。
欧米人に多いです。
鉤状胃(こうじょう胃)
鉤のように曲がり、胃の中央部が牛角胃に比べ、出口よりも低い位置にあります。
そのため、食べ物がたまりやすく、胃もたれや胃の不快症状が出やすくなります。
瀑状胃
瀑状胃は、鉤状胃に比べて割合は少なく日本人の10人中2~3人に見られます。
別名「カスケードストマック」と呼ばれ、カスケードとは、連なった小さな滝や連続したものという意味があります。
まず、胃の上部の拡張した部分に食べ物が溜まり、次に滝のようにたまった食べ物が中央部へと流れ落ちます。
鉤状胃は1か所ですが、瀑状胃は2ヵ所で消化した食べ物が残りやすい状態です。
この影響もあり、鉤状胃よりも胸やけ、おなかが張る、ゲップがでにくい、吐き気などの胃の不快症状が表れやすくなります。
一般的な「腸もみ整体」は、腸のコリをほぐすことを目的としているのに対し、仙人堂の「腸のねじれを戻す整体」では、ねじれた腸を正しいポジションに戻して、腸の機能を最大限に引き出し、同時に周辺の内臓機能を高めることを目的としています。