改善のパターン
目標設定
どこまで改善したいか明確な目標設定を行うことで、目的意識が高まり改善のスピードが早まります。
- ⚫︎ そのために、現在状態が続いていると何が困るのか?
- ⚫︎ 自分がどうなりたいか?
- ⚫︎ 病気にメリット感じているか?
- ⚫︎ 問題を問題としてとらえられるか?
- ⚫︎ 本当に良くなりたいのか?
を必要に応じてお伺いいたします。
施術間隔のご説明
1度施術したくらいではすぐに状態が戻ってしまいます。
なぜなら、長年の歪みのクセが定着しているからです。
丸まったカレンダーを思い浮かべてください。カレンダーをまっすぐ伸ばすためには何度も巻き直します。
正しい状態を体に定着させることで状態が安定します。
クセが強い(重度な方)ほど、施術回数が必要になります。
最初の3~5回はなるべく間隔を空けずにお越しください。
❶3日続けて施術し、安静が必要な方
ぎっくり腰・寝ちがいなどの急性の痛み。
❷1~3日間隔で施術し、経過を見ながら間隔を空けていく必要のある方
しびれを伴う重度の腰痛や、自律神経が原因の不調、精神的な疾患。
❸3日~7日間隔で施術し、経過を見ながら間隔を空けていく必要のある方
一般的な肩こりや腰痛など。
状態が安定してきたら、2週間、3週間と間隔を空けていきます。
3週間痛み・しびれ・症状などが出ない状態になれば、卒業です。
ご希望の方は、メンテナンスに移行します。
良い状態を維持するためには?
施術期間中、良い状態を維持するための方法をご説明いたします。
- ⚫︎ 施術期間中、無理に痛みの出るようなことは行わない。
- ⚫︎ 施術した日は、運動は行わない。
- ⚫︎ 悪い姿勢は、行わない。
施術後の好転反応のご説明
好転反応と言って、翌日にだるくなる方がいます。
よくなるための反応ですので、だるくなっても心配しないでください。
万が一出たとしても、施術を繰り返すごとにだるさは出づらくなるのでご安心ください。
状態のご説明・アドバイス
クライアントの状態に合わせたアドバイスを必要に応じて行います。
施術中にご説明する場合もあります。
状態が悪くなりやすい人の3つの特徴
❶他人依存
悪くなった原因を全て人の責任にしているため、原因と向き合いません。
100%施術者にまかせるのではなく、協力してよくなっていくスタンスが必要です。
全ての責任は、自分にあると考えている方のほうが改善が早いです。
自分の意志で良くなろうとしていない、家族に無理やり連れて来られている、病気や状態が悪いことで、メリットを得ている方は今の状態が回復してしまうと困ってしまいます。
自分が困っているというよりも、家族が困っているので無理やり連れて来られています。
まずは、自分で本気で改善したいという気持ちを持ってからいらしてください。
例:生活保護で体が良くなったらお金がもらえなくなる。
離婚しようとしている時に、うつになり急に配偶者がやさしくなり離婚しないで済んだなど。
❷無意識に悪いことをするクセがある
骨をボキボキ鳴らしたり、激しくうなずくクセがあるなど、知らず知らずのうちに、悪いことをしてしまう方がいます。
❸生活習慣の乱れ
状態が悪くなりやすい人は、無意識のうちに体を悪くしているクセや習慣があります。
例えば、不眠を改善したいと来院し、家に帰って昼寝やコーヒーばかり飲んでいては、いつまでたってもよくなりません。
自分では悪くないと思っていていることが、無意識のうちに状態を悪くしている場合がとても多いです。
体の状態を改善ためには原因を取り除くことが必要です。
私からも、理由を説明し習慣を改めることをお勧めいたしますが、一部習慣を見直すことができない方がいます。
このような場合、改善に時間がかかことがありますし、場合によっては生活習慣を見直さない限り良くならない方もいます。
体を改善していく上で協力ができない場合は、改善しようとする意思がないと判断しこちらからお断りさせていただく場合がございます。
❹自分の体の悪いところを探す
体の痛みを探す人は、痛みに意識がいってしまい、せっかく良くなろうとしているのに自然治癒力を自ら妨げてしまいます。
例えば、人間関係で他人の嫌な所を探していれば問題が生じます。
これと同じことを自分の体で行っているのです。
人間関係と同じように、悪い所ではなく、良くなった所に意識を向けた方が回復が早くなります。
改善のパターン
あなたの状態が改善して行くのには、6つのパターンがあります。
劇的に変化を望む方もいるかと思いますが、回数がかかることもあります。
❶施術をするごとに改善していくパターン
私の指示どおりに施術を行い、アドバイスなどを素直に実践できる方や、カウンセリングや心理療法にも前向きに取り組める方に多く見られます。
改善していく上で、1番理想的なパターンです。
❷数回施術しても変化がなく、ある時急に改善するパターン
「何回か通ったけれど変化がなった」とあきらめてしまうケースですが、自覚的には変わらなくても体の内側では確実に変化していることがほとんどです。
このパターンの方は、薬の離脱症状で悩んでいる方、多量にお薬を飲んでいる方、布団から起き上がれない状態の方、強烈なストレスの真っただ中いる方に多く見られます。
❸良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら改善するパターン
体の状態が悪いのに無理をしている方や、休みも無く働いている方、労働時間が長すぎる方、日常的にストレスが多い方に多く見られます。
❹一時的に悪くなるが、その後順調に良くなるパターン
施術した翌日~2日間ほど、症状やだるさや眠気を強く感じるが、その後改善されていくパターン。
肝臓や腎臓、副腎などが悪い方、長期間体の状態が悪かった方に多く見られます。
翌日に悪くなって心配する方も、いらっしゃいますが、体が良くなる反応で出る好転反応というものなので心配ありません。
その後は、悪くなった反動で良くなっていきますのでご安心ください。
❺順調に良くなっていたのが、1度痛みが再発し、その後良くなるパターン
順調に回復していた事に安心し、自分自身の判断で次回の間隔を空けすぎてしまったり、急に大きなストレスを受けたり、良くなってきたからといって無理をしてしまう方に多くみられます。
❻施術して一時的に楽になり、また元に戻るパターン
順調に回復していた事に安心し、自分自身の判断で次回の間隔を空けすぎてしまったり、急に大きなストレスを受けたり、良くなってきたからといって無理をしてしまう方に多く見られます。