舌痛症

症状・部位:

こんな舌の症状でお悩みではありませんか?

☑舌がヒリヒリする。

☑舌が痺れる

☑舌が刺すような痛みがある

舌痛症とは

kuchi_akeru_woman舌痛症とは、舌や口の中にヒリヒリしたしびれや痛みなどの灼熱感が慢性的に続く原因不明の病気として知られており、口腔灼熱症候群(バーニングマウス症候群)と同じ病態です。

発症者は40歳以上の女性に多く、特に更年期を迎える中高年の女性の発生頻度は、12〜18%と推定されています。

自然治癒する確率はわずか3%とされており、長期間に渡って苦痛を訴える患者さんが多いのが特徴です。

症状

舌痛症の症状は、舌に炎症や潰瘍などの病変が認められないにも関わらず、舌や口の中に断続的にしびれや痛みを訴えることが特徴です。

しびれや痛みの程度には個人差があり、同じ患者さんでも1日の中で症状の度合いが変動します。

多くの患者さんで起床時から就寝時まで症状が断続的に続き、仕事や会話など何かに集中している時は気にならないことが多く、特に食事中は全く症状が消失してしまいます。

しびれや痛みの性質は、「ヒリヒリ、ピリピリ、ビリビリ、カーッとした」持続性で焼けるような感じであり、刺すような「チクチク、ズキズキ」といった言葉で表現されることが多いです。

しびれや痛む部位が移動することがあり、唇や上顎まで達することもあります。
いずれの場合も口腔粘膜(表層組織)に痛みを訴えます。

しびれや痛み以外では、唾液の分泌が悪くなり、口の中の乾燥を訴える患者さんが多く、味覚障害を伴う場合もあります。

原因

haisy_chiryo舌痛症の原因は、一般的には解明されておらず、医療機関の検査でも異常が認められないため、心因性のものとして扱われる傾向にあります。

近年では、痛みを伝達し知覚する神経回路に障害が生じる「神経病」に近い病気だと考えられるようになってきました。

ストレスや過労、歯科治療の後に発症することも多いようです。
歯科材料や入れ歯、インプラント、歯列矯正器具が合わないなどの物理的な刺激が原因の場合や、食後の悪化も確認されており、親知らずなどの噛み合わせが問題で発症する場合もあります。

歯科治療での金属アレルギーの場合では、口の中の金属が電磁波のアンテナになり、電磁波過敏症の症状として舌のしびれや痛みを引き起こすこともあります。

味覚障害を訴える場合では、血液中の亜鉛欠乏が原因と考えられています。

閉経後や妊娠中、産後の女性にも見られることから、ホルモンバランスの乱れも見逃せません。
月経前や気圧の低下で悪化することもあるので、自律神経の乱れによる血流の悪化や冷えも原因として考えられます。

その他にも、鉄欠乏性貧血、ビタミンB2、葉酸欠乏性などの悪性貧血、中枢神経障害、放射線治療後、糖尿病、シェーグレン症候群、口腔カンジダ症、ヘルペスや帯状疱疹などのウイルス性疾患によって二次的に引き起こされる場合もあります。

舌痛症と似た病気、同時に発生しやすい症状・病気

舌痛症に似た病気として、細菌やウイルスの感染による口内炎や、口の中に潰瘍のできるベーチェト病、舌ガンなどがあります。

同時に発生しやすい症状は、主なもので、頭痛、首や肩のこり、ドライマウス、自律神経失調症、顎関節症などがあります。

他にも、月経不順、めまい、喉の痛み、耳鳴り、吐き気、胃痛、心臓病、頻尿、歯周病、うつ病、パニック障害、胸痛、視力の低下、電磁波過敏症、化学物質過敏症、アレルギーなどの症状が確認されています。

病院での診断基準

job_haisya_woman舌痛症は、医療機関の検査では器質的な異常は認められません。
国際頭痛分類第3版によると、診断基準は以下のように定められています。

A.口腔内の痛みは以下のBとCを満足する
B.連日かつ2時間以上にわたって反復する痛みが3カ月以上持続している
C.痛みは以下の2項目の性質を有する
1. 痛みは灼熱感を伴う
2. 痛みは口腔粘膜の表在性である
D.口腔粘膜の外観は正常で、感覚を含む検査は正常である
E.国際頭痛分類第3版における他の疾患の診断基準にうまく当てはまらない

舌痛症の治療法

shikaeisei舌痛症の治療は、心療歯科や総合病院や大学病院などの歯科で行っています。

症状に合わせて自律神経の緊張を取り除く「自律訓練法」や、抗けいれん薬、抗うつ薬、精神安定剤、漢方薬などでの投薬治療を行います。
歯科材料が原因の場合は、それらを取り除くことによって症状が改善します。

一方、舌痛症のメカニズムが解明されていないため、確実な治療法が存在せず、どこに行ってもよくならずに苦痛を訴える患者さんが後を絶ちません。

日常生活では、自律神経の不調の改善を目的とした早寝早起き、冷水と温水を交互に浴びる「交代浴」、ウォーキングやジョギングなどの運動を取り入れると効果的です。

血流不足が原因の、首や肩のこりで舌のしびれや痛みが悪化する場合は、特に上半身を鍛えることで症状の改善が期待できます。

食生活では、ビタミンB12 、鉄、亜鉛を積極的に取り入れるようにしましょう。

当院での舌痛症の治療法

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当院では、実際に来院された舌痛症の患者さんを治療することで導き出された独自の治療法を行っております。

舌痛症によるしびれや痛みの症状は、多くの場合、肩や首のこり、顔の筋肉の緊張、自律神経の乱れから来ています。

舌痛症を引き起こしやすい筋肉は、頬や首、顎、肩周辺の筋肉です。
首を曲げ、回転させる働きを持つ「胸鎖乳突筋」、舌骨に繋がる「顎二腹筋」や「顎舌骨筋」、咀嚼筋のひとつである「咬筋」、「内側翼突筋」、肩こりに関係する「僧帽筋上部線維」、背骨を支えている「脊柱起立筋」などが関係しています。

また、交感神経の働き過ぎによる血行不良が筋肉の痛みや凝りの原因になります。

舌痛症は、様々な要因がからみあって発生することや、患者さんによって発症の原因が異なるため、多方面からのアプローチが必要です。

❶ 自律神経の乱れを改善
 ⑴ ホルモンバランスを整える
 ⑵ 内蔵機能を向上させる
 ⑶ 冷えを取り除く
 ⑷ 呼吸の状態を安定させる

❷ 顔や首の筋肉の緊張を取り除く

❸ 頭蓋骨矯正

❹ 顎関節矯正

❺ 頚椎の歪みの調整

❻ 肩こりの改善

❼ 心理療法


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